クラミジアとは、日本国内で最も多い性感染症の一つです。
症状がほとんどないことが多いので、気づかずに相手に感染させているケースが多いと言われています。
クラミジアは、セックス、オーラルセックス、アナルセックスで感染してしまいます。
感染に関して、男性は尿道や肛門、女性は膣、共通して喉への感染が見受けられます。
感染後、潜伏期間が1~3週間あり、発症することがほとんどです。
発症しても軽い痒みや痛みしかない場合が多く、症状が違和感や不快感のみの場合もあります。
専門機関で検査し、感染が確認された場合は、抗生剤で治療を行います。
マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系のどれかの抗生剤を使うことが多いです。
服用期間は1週間程度で終わることが多いですが、基本的には確認検査が必要です。
服用終了後、おおよそ4週間後に再検査をします。
これは、完治率が100%ではないためです。
再検査で感染が確認されなければ、治療は終了です。
クラミジアは自覚症状がないまま、治療せず放置されている場合が多く、どんどん身体が蝕まれます。
男性は尿道炎から精巣上体炎を引き起こし、女性は子宮頸管炎から骨盤内炎症疾患を引き起こします。
これらは不妊の原因になると言われています。
少しでもおかしいなと思ったら、専門機関を受診するようにしましょう。