性病には、クラミジア感染症やトリコモナス膣炎、淋菌感染症、HIV感染症など、さまざまな種類があります。

軽いものから命の危険があるものまであり、感染してしまうと完治までには時間と労力を要します。

そのため、感染を予防することが、かなり重要になります。

性感染症を予防するには、主に3つのことに気を配ることが大切です。

コンドームの使用、セックスパートナーの限定、清潔なセックスです。

コンドームは避妊にも大変重要なものですが、もちろん性感染症にも効果を発揮します。

しかし、正しく使用しなければ、100%の効果を発揮することができません。

行為の始めから最後まで装着し、破れないように注意を払うことが大切です。

セックスをするパートナーは、できる限り限定しましょう。

複数のパートナー、または不特定多数のパートナーがいると、それだけ性感染症へのリスクが高まることを理解しましょう。

清潔なセックスをすることも、大変重要なことです。

セックスの前後にシャワーを浴びるなどして、常に身体を清潔に保つことを心がけます。

イソジンでうがいをするのも、大変有効な手段と言えるでしょう。

これら3つの予防策を行った上で、それでもセックスをする機会が多い人やセックスワーカーの人は、検査が必須です。

専門機関で定期的な検査を受けることで、健康な身体を保っていくことができるでしょう。

体調が悪いときはセックスをしない、不衛生な場所でのセックスを避ける、そんな当たり前のことにも気を配ることも大切です。

少しでも体調に異変を感じたら、専門医を受診しましょう。