梅毒と聞くと、昔の病気のイメージがありますが、ここ数年で日本国内での患者が倍増しています。
梅毒は、梅毒トレポネーマという最近に感染することで発症する病気です。
粘膜や皮膚から、身体の中に侵入し、ものの数時間でリンパ節に達すると言われています。
そして血液を介し、全身に広がっていきます。
梅毒の症状は、時間の経過と共に進行します。
しかし、一時的に症状が消える時期があるため、病気に気づかずに過ごすことも多いようです。
症状は主に4期に分けて現れます。
1期は感染から3週間〜の時期で、口や肛門、性器などに3ミリ〜3センチほどのできものが発生します。
ただ、このできものは、1ヶ月ほどで自然に消えてしいまいます。
2期は3ヶ月〜の時期で、身体、足の裏、手のひらに赤い発疹ができます。
この発疹も半年以内に、痕を残すことなく消えてしまいます。
3期は3年〜の時期で、全身に炎症が現れます。
身体全体の筋肉や皮膚に、ゴムのような腫瘍ができます。
4期は10年〜の時期で、心臓や脳に病変ができる場合もあります。
梅毒の症状は、一時的に消失することがあります。
この間に知らず知らずのうちに、周りの人に感染させてしまう場合も多いのです。
さらに恐ろしいのが、梅毒に感染していると、HIVへの感染リスクも高くなります。
何かおかしいと思ったら、迷わずに検査することが大切です。